キハ40系の車内にて。撮影中に近隣にお住まいのおばあさんからもらったアメ。
乗る予定だった電車に乗れず、だったら写真だけでもと思い、駅近くの沿線で撮影していた途中。そこは線路の隣に未舗装の歩行者用砂利道があり、さらに挟んで家が迫るといった東京では考えられないような場所。もちろん線路と砂利道の間に柵はなく、迫力のあるキハ40系を撮ることのできる場所だった。
構図を決めて今か今かと汽車を待っていると、家から人が。気の良さそうなおばあさんで、軽く挨拶をした後「がんばってね。」と。写真を撮っているとこういった出会いがよくある。散歩中の人に話しかけられたり、こういったこともまた然り。
さて、家に戻ったおばあさんだが、なぜかもう一度出てきた。玄関先の掃除か何かと思っていると、アメをくれた。「寒いから喉を痛めないように」。
そんなふうにしてもらった蜂蜜味のアメは、ほんのり甘く溶けていった。
2012年2月12日